サスペンションから音鳴り
4ストジャイロキャノピーの乗車時や走行時の段差の際にサスペンション付近から音鳴りが、、、
車体が浮き沈みするたびに「ギシギシ」と音が鳴るようになってしまいました。
原因は下記のようにいくつか考えられます。
- サスペンション本体のへたり
- サスペンションのブッシュの劣化
- 車体側ブッシュダンパーのへたり
他にも考えられますが、だいたいはこの辺でしょう。
今回はサスペンションは数ヶ月前に交換したばかりなので、車体側ブッシュダンパーが怪しいです。
点検していきます。
駐車時の車体の傾きもブッシュダンパーの劣化が原因の場合があります。
ロックピンの劣化の場合もありますが、まずは簡単なブッシュダンパーの点検をしてみてください。
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ブッシュダンパー交換
ジャッキアップ
まずは車体を浮かせてサスペンションからボルトを抜かないといけないので、ジャッキアップしていきます。
画像のようにサスペンション下部にジャッキを当てます。
※このやり方はアンバランスなので本来だとフレームを支えるものを準備してください。
ジャッキはこちらのようなものを使用しています。
下部に入るサイズを選んでください。
ここでポイントなのが、ジャッキを当てる際に後ろにボックスなどをつけている場合は外して作業することです。装着したままだと上手くサスペンションが上がってくれません。
車体を持ち上げていき赤丸のボルトを抜きます。
すんなり抜けるとことまでジャッキを調整してください。
ブッシュダンパーを抜く
画像赤丸の部分がブッシュダンパーです。
ブッシュダンパーの縁に合うソケットなどを使用してプラスティックハンマーなどで叩いて抜きます。
プラスティックハンマーは下記のような物です。
上記画像が抜けたブッシュダンパーです。
内側のゴムが切れていたため、ギシギシ音が出ていたようです。
ブッシュダンパーがきちんと働かないと、サスペンションの性能を発揮できません。
ショックを吸収するのはサスペンションだけでは無く、タイヤ、ブッシュダンパー、サスペンションなどです。
全て揃って初めて100%の力を発揮できます。
ブッシュダンパーのゴムがへたったり、キレたりすると、パーキングロックをかけた時に傾く原因になります。
水平な場所で傾きを感じたらチェックしてみてください。
ブッシュダンパーを交換してサスペンションにも異常がない場合は、パーキングロック自体に問題がある場合があります。
簡単に交換できるので、サスペンションに違和感を感じたら点検してみてください。
ブッシュダンパー交換で使用した物
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