ジャイロキャノピーまたはジャイロXを購入したけど、オイル交換はショップにまかせた方がいい?
それとも、自分でもできる?
オイル交換は簡単なので、自分で出来ます。
なぜなら、オイルを抜いて入れるだけだからです!
私も初めは緊張しながらやりましたが、簡単なので自分でやっちゃいましょう!
✔️本記事の内容
- オイル交換に必要な物
- オイル交換のやり方
オイル交換に必要な物
- エンジンオイル
- パーツクリーナー
- パーツクリーナープラスチックセーフ
- オイルジョッキ
- 深さが浅めの保存容器
- 廃油をすてられるもの
- ラチェット、エクステンションバー、17mmソケット
エンジンオイル
4ストローク用であればどんなものでも構いませんが、私はHONDA純正G3を使用しています。
メーカー推奨はE1ですが、私的にはG3がいい感じです。
エンジンオイルを安く買うには?
バイクショップなどでよく見かけるエンジンオイルは1ℓ缶ですが20ℓ缶で購入すると圧倒的に安くエンジンオイルを購入できます。
20ℓペール缶を使う場合はノズルをつけて使うことをお勧めします。
ノズルを着けずにオイルジョッキに注ぐとこぼれる可能性が高いです。
ペール缶スタンドを使うとより注ぎやすくなります。
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パーツクリーナー
パーツクリーナーはどんな物でも大丈夫ですが、オイルキャップには下記に紹介しているような、プラスチックにも使えるパーツクリーナーを使用してください。
通常のパーツクリーナーを使用すると、オイルキャップのパッキンが劣化します。
オイルキャップのパッキンが劣化して住まうと、オイル漏れの原因となりますので要注意です。
キャップのところからオイルが漏れた形跡がある人はオイルキャップを新品にするか、パッキンのみ交換してください。
50ccのジャイロシリーズは、オイルの規定量が少ないため、オイル漏れはエンジンの故障の原因になります。
エンジンの寿命を長く保つためにもオイル管理は非常に重要です。
オイルジョッキ
エンジンオイルの給油口が狭いところにあるので、注ぎ口が細いものを選んでください。
大きさは500ml以上のものであれば大丈夫です。
ラチェット、エクステンションバー、17mmソケット
スパナでも構いませんが、ラチェットの方が楽です。
非常に狭いところでの作業になるので、スパナはちょっとしんどいかもしれません。
DIYで整備するならラチェットセットを一つは持っておくといいですよ。
筆者はKTCの工具セットを使っています。
これを持っておけば少し特殊工具を足すだけで、大体の整備はできます。
深さが浅めの保存容器
100円均一などに売っている深さが浅めの保存容器みたいなものであればなんでも大丈夫です。バイクの下に入る高さのものを選んでください。
廃オイルが約500ml出るので、500mlが余裕で入るものにしましょう。
廃油をすてられるもの
自治体のよって廃油の捨て方は異なりますので、自治体にて確認してください。
私は簡単に捨てられる下記の廃油を吸わせるものを使っています。
これに吸わせて燃えるゴミに出してます。
オイル交換のやり方、手順
まずは、車体左後方にあるフェンダーの窓を開けます。
キックスターターの上にあるやつです。
下記写真の場所です。
ここの窓の上側のつまみを下に抑えて開きます。
開くとここからオイルキャップが確認できます。
※年式の古いタイプは、オイル交換用の窓がないのでフェンダーを外して交換します。
次に、古いオイルを抜いていきます。
エンジン下部の左側に下記写真の赤丸の部分が見えます。
これがエンジンオイルのドレンボルトです。
ここはエンジン下部のため非常に汚れているので、パーツクリーナーで綺麗にしておきます。
ここは通常のパーツクリーナーで問題ないですが、近くにあるブレーキホースなどにパーツクリーナーかからないように注意しましょう。
お金に余裕のある人はプラスチックセーフでやっちゃいましょう!
ドレンボルトを一気に緩めるとオイルがドバッと出てくるので、少しずつ緩めます。
下記写真のような感じになります。
この時下記のように黒目のオイルが出てくるようでしたら、交換頻度をもう少し早めにしましょう。
50ccのバイクは回転数が高くなるためどうしてもこうなってしまいますが、なるべく早めの交換を心がけましょう。
オイルを抜いている間にオイルキャップを外しておきます。
この時オイルキャップ周辺はドロやゴミ、チリで非常に汚れています。
プラスチックセーフを使って綺麗にしてから開けます。
お入りキャップを取ると下記写真のものが出てきます。
一度ウエスなどで拭いて綺麗にします。
写真右側の斜線が入っている部分がレベルゲージです。
オイルをこの範囲以内に入れる必要があります。
写真左側の黒色の輪っか(パッキン)が劣化するとオイルが漏れてしまいますので、通常のパーツクリーナーを吹きかけないように注意しましょう。
次にオイルを準備します。
規定量は490mlです。
オイルジョッキにゲージがついているので、500ml弱入れます。
私はオイルジャッキに少し残るのを想定して500ml入れています。
この辺の感覚は繰り返しオイル交換をやっているうちに、自分の車体の癖みたいなものがわかってくるので、バイクの様子を見ながらオイルを入れてください。
オイルが完全に抜けたらドレンボルトを締めます。
この時締め過ぎに注意しましょう。
締めすぎてボルトがなめてしまったらエンジンのケースを交換することになりかねません。
もし交換になったら数万円は覚悟してください。。。
感覚ですが、ラチェットで締めていきボルトの回転が止まったところから、少しグッと締めるだけで走行中に外れることはありません。
ドレンボルトを締めたら、こんな感じでオイルを注いでいきます。
この時ゆっくり注がないと溢れてしまうので周囲です。
季節によってもオイルの粘度が変わるので、特に粘度が増す冬場はゆっくり入れてください。
オイルを入れ終わったら、オイルが下に下がり切るまで少し時間をおきます。
時間を置いたらキャップを被せてオイルレベルを確認します。
この時オイルキャップを被せるだけでOKです。
締め込んで確認するのはNGです。
今回はゲージ満タンギリギリですがとりあえずOK!
確認したらキャップを締めて終了です。
4ストジャイロキャノピーXのオイル交換目安
私自身オイル交換すら自分でやったことなかったですが、自分でオイル交換をするようになってからはサクッとできるようになりました。
ショップで交換してもらうのが一番でしょうが、ジャイロキャノピーやジャイロXを乗っている人は、仕事で使う人が大半でしょう。
ショップだと交換1回につき3000〜5000円かかります。
しかもオイルはG3みたいに良いものではなく、鉱物油です。
エンジンを長持ちさせるためにはオイル交換の頻度がすごく大事です。
50ccスクーターの交換目安は2000〜3000kmとよく言われますが、ジャイロシリーズの交換目安は1000km以内です。
荷物を多く積んで配達などで使われることの多い車体なので、普通のスクーターよりも気を使ってメンテナンスすることが車体を長持ちさせるコツです。
メンテナンスはオイル交換だけではなく、スパークプラグ、エアクリーナーエレメントも非常に大事になります。
オイル交換時に確認しましょう。
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スピードが落ちてきたり加速が悪くなってきた方は下記を読んでみて下さい。
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