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原付バイクのドラムブレーキシュー調整、交換

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バイクのドラムブレーキは、ドラム(ホイール側)とブレーキシューの摩擦でブレーキングしています。

  1. ブレーキレバーを握る
  2. ワイヤーが引っ張られてブレーキシューが開く
  3. 開いたブレーキシューがドラムに当たる

上記の作用でブレーキが効いています。

ですので、ワイヤーが伸びたり、ブレーキシューが減ってきたりします。

メンテナンスは簡単なので、解説していきます。

ブレーキワイヤーの調整

ますはブレーキワイヤーの調整です。

ブレーキの効きが悪くなく、ブレーキをかけた時に音がなっていない状態でブレーキレバーに遊びが多くなっている。

この場合はワイヤーを調整するだけで大丈夫です。

ブレーキワイヤーの調整

写真の赤丸の部分を締めるだけで調整できます。

自分の好みの硬さに調整しましょう。

ジャイロキャノピー、Xの後輪のワイヤー調整

ジャイロ系の後輪は少し特殊で、下記写真の赤丸部分がインジケーターです。

ここが重なると交換時期です。

ただ、難しいのが一人だとブレーキレバーを握っている時に見えません(笑)

私はスマホのカメラを使い無理やり撮影しました。

確認する際は、もう一人誰かに確認してもらうか、鏡などを使うといいかもしれません。

ブレーキシューの交換

ブレーキを調整するところに、インジケーター(基本的には矢印がある)があります。

ブレーキワイヤーを締めても効きが悪く、ブレーキレバーを握った際にインジケーターが重なるところまで来たらブレーキシューの交換時期です。

ジャイロキャノピーの後輪を例に解説していきます。

タイヤの外し方は下記の記事を参考にしてください。

タイヤ、ホイールを外したらブレーキシューが見えます。

次にブレーキシューを外します。

写真のように二分割している片方を曲げます。

二分割しているものがバネで繋がっているので、ゆっくり広げて外します。

この時バネで繋がっているので、手を挟まないように気をつけましょう。

外すと写真のようになります。

赤丸部分にグリスを塗ります。

グリスはモリブデングリスなどを使用します。

私は下記のものを使用しています。

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次に、取り外したドラムを綺麗にします。

ブレーキシューのカスなどが溜まっているのでパーツクリーナーを使用してキレイにしましょう。

掃除するだけでブレーキの効きが変わることもあります。

バイクのドラム

グリスを塗ったら、逆の手順で取り付けていきます。

ブレーキシューを取り付ける際はしっかりと動かない位置に取り付けているか注意です。

後はタイヤを取り付けたら完成です。

ブレーキと聞いたらなんとなく難しそうですが、整備の中でも簡単な方です。

ディスクブレーキとは違い取って、取り付けるだけなのでサクッとできちゃいます。

グリス切れはブレーキの音鳴りの原因

ドラムブレーキにグリスを塗った画像

写真赤丸の部分のグリスが切れるだけで、ブレーキをかけた際に音がなります。

ブレーキは基本的に音が鳴ります。

それを技術で音が鳴らないようにカバーしています。

ですので基本的なメンテナンスがすごく大事です。

音鳴ってると格好悪いですしね(笑)

↓オイル交換はこちらを参考にして下さい